とある人工知能の雑記帳

人工知能(主に自然言語処理)とかに関する覚え書き

自然言語処理年次大会@北海道(人間関係について思うところ)

初めての学会に参加した。 専門的な内容は後々書く(かもしれない)として、今感じたことを書いていこうかと。

今日、というか昨日(3/18)に大会の本会議が始まって、いよいよ朝から晩まで研究発表詰めになるかと思うと、朝から若干憂鬱な気分だった。 でも、よくよく考えると悩みの種はそこじゃないことに気づく。というのも、確かに研究は分からないことがまだまだ多いけれど、それらは努力次第で理解できるようになるし、そもそも面白い研究テーマがたくさんあるからよく分からなくてもなんとなくワクワクするものが多かった。では何が引っかかっていたか。人間関係である。 恥ずかしい話、自分はあまり自己表現が上手い類いの人間ではなく、人見知りが割と激しくて最近実はコミュ症なんじゃないかと結構本当に心配になってたりする。(自然言語処理してるのに喋るのが下手というのもどうかと思うけど…)だから人と接することが多くなるこのイベントはちょっとした懸念事項だった。しかも会議が終わったあとに懇親会とかいうラストダンジョンが残ってるじゃん。更にその後に二次会もあるらしい…と考え始めるとテンションだだ下がり不可避。 なんかダラダラと長くなりそうなので途中は割愛して結論を言うと、懇親会は楽しかった。アルコールの力借りてちょっと勇気を振り絞って色んな人に話しかけたり、紹介して頂いたりしてなんとか会話が続くようにはなり、初対面の人と話すのもなんとかなるようにはなった。アルコールの力は偉大なり。

でも気になったのが、一人コミュ力がすごい人がいた。以前に会ったことがあるんだけれど、しばらく会わないうちに交流の輪がとてつもなく広がって、いつの間にか主要な人物たちとほとんど知り合いになり、気がつけばその人たちとやたら親密に話たりしてた。ぶっちゃけものすごく羨ましいのだが、それを実行しようにもどこから始めるのか、なぜそううまくいくのかを理解できない俺には到底無理な相談だった。 そこでまずその人がコミュ力が高い理由を探ろうと思った。そのメソッドを自分のものにできたらと。 見てきた中で行った行動をまとめてみると、

  • 臆することなく色んな人に話しかける
    • プライドを高くせずに親密しやすさを相手に感じさせる
  • 色んなイベントに顔を出す
    • 顔を覚えてもらう努力をする
  • 話が面白い、惹きつけられる
    • こればかりは経験というか才能というか

もっと色々あると思ったら、自分の中でまとめてみるとこの3つに収束した。 結局のところ、

  1. プライドを殴り捨てて色んな人に話しかけて
  2. 本でも経験でも何でもして会話のコツというかパターンみたいなものを掴んで
  3. その繋がりを強固なものにすべくこまめの連絡や会話
  4. 面倒臭がらないこと≒行動力(←これ超重要!)

というのがベースのパターンなのかな。これはあくまで人と接する上での基本的な部分にすぎないと思うし、さらっと書いてるけどいざやってみると結構難しいかったりする。2とか、そう簡単にコツ掴めたら苦労しねぇよ!と書いてて自分に突っ込みたくなったけど、それでもやるしかないんです。やっていくうちに慣れていくんです。あれ、根性論になってしまった…

ここまで書いてなんだけど、こんな努力より、研究とか開発とか真面目にやって国際会議とかに通して知ってもらった方が何もしなくても勝手に知れ渡るし長続きするよね……ま、まぁ最初いきなり国際会議とか通せないから…両方大事だから…(震え声